2007年12月1日土曜日

第4回研究会を開催しました

12月1日に第4回研究会を開催しました。法政大学経済学部の竹田茂夫さんに「ネオリベラリズムの理論的根拠〜新古典派経済学とその問題点」をテーマにご報告いただきました。「法と経済学」の潮流の方々をはじめ、新自由主義的な主張をする人々の理論と理屈についてわかりやすく報告いただき、何が問題かを議論しました。彼らのモデルや実証の恣意性について、徹底的に批判が必要です。

後日、竹田さんに本テーマに関する論文を書き下ろしていただきました。以下からダウンロードできます。タイトルをクリックして下さい。

竹田茂夫「労働の規制緩和と現代経済学—批判(上)」〔『労働法律旬報』1676号(2008年7月25日発行)掲載〕

竹田茂夫「労働の規制緩和と現代経済学—批判(下)」〔『労働法律旬報』1678号(2008年8月25日発行)掲載〕


竹田茂夫さんの著書:
『ゲーム理論を読みとく』(ちくま新書、2004年)
『思想としての経済学-市場主義批判』(青土社、2001年)
『信用と信頼の経済学—金融システムをどう変えるか』
                 (NHKブックス、2001年)

参考:八代尚宏さんが会長をしている「法と経済学会」のウェブサイト
http://www.jlea.jp/