7月23日の第9回研究会では、全港湾労組の伊藤彰信さんに報告していただきました。
伊藤さんは、1975年から全港湾中央本部で働き始め、日雇港湾労働者の運動に関わり、港湾労働法、日雇雇用・健康保険、住宅などの問題を担当してきました。労働者派遣法制定反対闘争を担い、労働者供給事業をおこなっている労働組合の集まりである「労働者供給事業関連労働組合協議会(労供労組協)」の結成(1984年)から事務局次長を務め、現在議長を務めています。
労供労組協では、1999年の派遣法改正で認められるようになった労働者供給と派遣とを組合せた労働者主体の就労事業を推進しています。
日雇労働運動、労供運動の経験から見て、労働者派遣法などの雇用政策、不安定就労者の社会保障制度、雇用関係の範囲(労働者性)などの問題をどのように捉えるか、提起していただきました。
伊藤さんの報告レジュメはここからダウンロードできます。
全日本港湾労働組合のウェブサイト
http://www.zenkowan.org/
労働者供給事業関連労働組合協議会のウェブサイト
http://www.union-net.or.jp/roukyo/